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教えてドクター!
Q&Aコーナー

院長がやさしく教える医療コラム
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櫻林 耐 院長

日本腎臓学会認定 腎臓専門医 / 日本循環器学会認定 循環器専門医

皆様からよく寄せられる素朴な疑問や、日々の生活で気をつけていただきたい腎臓病・糖尿病の食事療法について、分かりやすく解説します。

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腎臓病・塩分
生活習慣病
フットケア
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減塩ってなんでそんなに大事なの?

A

減塩は、高血圧から腎臓のフィルター(糸球体)を守り、腎臓の寿命を延ばすために最も効果的な方法です。

塩分と血圧・腎臓の関係
患者さんのイラスト 患者さん

先生、いつも『塩分を控えましょう』って言われますが、なぜ腎臓が悪くなると塩分を制限しなきゃいけないんですか?理由がわかるとやる気が出るのですが…

院長アイコン 櫻林院長

塩分を摂りすぎると血液中の水分が跳ね上がり、高血圧を引き起こします。これによって腎臓の繊細なフィルター(糸球体)が壊れてしまいます。減塩は、このデリケートなフィルターを強い圧力から守るための直接的な予防策です。

美味しい減塩の方法は栄養士とも一緒に見つけられますので、無理なく一歩ずつ取り組んでいきましょう。

フットケアってただの爪切りと違うの?

A

専門フットケアは、感覚が鈍くなった足の傷や血流をチェックし、将来の足の切断(壊疽)を防ぐ重要な医療予防です。

フットケアが必要な理由
患者さんのイラスト 患者さん

透析のフロアで『フットケアが大事』とよく聞きます。家で自分で爪を切るのと、クリニックで専門のケアを受けるのとでは、何が違うんですか?

院長アイコン 櫻林院長

糖尿病や腎不全(透析)の患者さんは、足の血流が滞りやすく、さらに神経の麻痺により傷やヤケドに気づきにくくなります。その結果、小さな傷からあっという間に細菌が入り、化膿して「潰瘍」や「壊疽」へと発展してしまう危険があります。クリニックでの専門フットケアは、ただ爪を切るのではなく、あなたの足を失うリスクを未然に防ぐための重要な医療予防です。

当院には専門研修を修了した専任スタッフが常駐していますので、安心してお任せください。

血圧の薬は一度飲み始めたら一生やめられない?

A

血圧の薬は血管や腎臓を守る「盾」であり、生活習慣が改善すれば医師の判断のもとで安全に減薬・卒業できます。

血圧の薬との付き合い方(2つのルート)
患者さんのイラスト 患者さん

健康診断で血圧が高いと言われました。薬を勧められましたが、血圧の薬って一度飲み始めると、一生飲み続けなければいけないと聞いてためらっています。

院長アイコン 櫻林院長

血圧の薬は、血管や心臓・腎臓を保護する「盾(プロテクター)」としての役割を持っています。「一生やめられない」というのは誤解で、減量や食事などの生活習慣が改善すれば、安全にお薬を減らしたり中止したりすることは十分可能です。

最も危険なのは、下がったからといって自分の判断で急にやめることです。血圧のリバウンドによる脳卒中や心筋梗塞を防ぐためにも、やめるときは必ず医師と相談しながら安全に進めていきましょう。